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既存社員教育

思考プロセス研修 プロジェクトマネージメント研修

思考プロセス研修

IT業界こそDX革命を!生産性向上のための3種の神器 ~プロジェクト管理から思考プロセスシステム設計・分析、思考プロセスプログラミング実装~

DX(デジタルトランスフォーメーション)の流れをうけ、金融、自動車、物流など多くの業界で取り組みが進んでいますが、肝心な我々IT業界では取り組まれていない企業が多いのが事実です。  JEICはITエンジニアの生産性を高めるために、思考プロセス設計や分析、プロジェクト管理手法、一人ひとりのスキルを高めるツールを準備し、自社の生産性(品質)を飛躍的に高め、成功に導きます。

思考プロセスとは

システム開発の「思考プロセス」は、実務では「知識や技術・技法」をただ覚えて使うのではなく、その本質や目的などを正しく理解し、設計や実装の理由や根拠、目的やポリシーを正しく定義し成果物に反映する事で品質につなげる重要性を身につける必要があります。 現場で数年掛けて身につける品質に対する意識や考え方、技術や技法、設計の本質など優秀な有識者の考え方やノウハウが「思考プロセス」です。

社員スキルの現状

昔から社員教育は基礎的な教育のみで、「本質的な教育は現場で実践しながら身体で覚える」というのが一般的です。確かに理に適った現実的な教育であると思いますが、昨今では昔のようにじっくり時間と人材をかけて開発することは稀となっています。 さらに、一時期の不況から優秀な中堅社員が多く他業界に流出したこともあり、現場で新人から中堅社員を教育できる(教育の仕方を熟知している)中堅社員が少なく空洞化が進んでいるように感じます。 また、社員教育においても「研修は基礎的な知識や技術を習得すれば良い」という考えが変わっておらず、多くの優秀な人材を育てることが難しくなってきました。 最近では考える教育(直ぐに答えを教えずに受講者に考えさせる)も当たり前となってきましたが、まだまだ足りず一番大切な教育がされていないと感じています。 もっと知識や技術にとどまらない、本質的な教育(熟練者の思考や判断基準、品質に対する姿勢や対応)が必要であると感じます。
◎なかなか成長しない ◎異なる作業や成果物で同じ失敗をする ◎指示待ち/他責にする ◎自分で評価や判断ができない ◎安心して仕事を任せられない ◎フィードバックができない ◎品質を上げるための具体策をうてない

なぜ品質が良くならないのか

どの企業でも品質に問題を抱えています。「何故品質が良くならないのか?」永遠のテーマではありますが、前述の通り当たり前の結果と言わざるを得ません。 新人から中堅社員において、品質に対する意識が低いことが挙げられます。 「品質」を重視しなければならないことは「皆がわかっています」が、品質を高くするために具体的に「何が重要(必要)か」を正しく理解できていない方が多いからです。 例えば、設計書のレビューで「この設計になった理由は?」と聞くと「要件からこの様な設計になりました」と答えます。 また、「品質を確保するために必要なことは?」と問うと「テスト」と答えます。 極端ですが「テストをすれば品質が保てる」「設計書を作れば品質が保てる」と考えている社員は決して少なくありません。 また設計するのではなく、設計書を完成することが目的となってしまう社員も多く存在します。 この様に品質にとって「何が重要であるか?」「何を考え・議論検討し・決断するか」といった本質的な教育が必要です。

思考プロセスができないと

「思考プロセス」はこの様な技術や知識ではなく、熟練者の「考え方」を教育するために開発されたコースです。 思考プロセスができない社員の現場でよく起こることは・・・
分析工程では・・・
  • 与えられた資料(お客様からの「要求仕様書」や設計書)の読み込みが浅い
  • 書かれている文章を読んでいるだけ
  • 部分的に理解・認識して終わりになっている
  • 成果物が曖昧であったり、抽象的になる
  • 書かれている事や求められている事を鵜呑みにする
  • 全てをそのまま実現しようとする
  • 書かれていることを実現すれば良い製品になると思っている
  • 技法に則り成果物を作ることで満足して(分析した気になって)しまう
  • 成果物間に関連性や一連性がない
  • 要件分析と要件定義を混同している
  • 重要な用語(業務用語や一般用語)の定義がされていない、または曖昧
  • お客様やメンバー間で意識のずれが発生する
  • 全体を意識していない、または長期的な運用で何が起こるか考慮していない
  • 分析しながら要求を確定(都度懸案を解決)してしまう
  • 懸案について分析されていない
  • 懸案が全体に対してどの様に関わり影響を与えるか考慮されない
  • 要件がなかなか確定できない、懸案が下流に入っても解決しない
  • 分析が浅くなり本質や見えない事(懸案事項)が認識できない
  • アーキテクチャや運用がその場凌ぎになる
  • 下流工程でコストが膨らむ(プロセス/プロダクト品質が低下する)
  • 要件や仕様の漏れ
  • 要件や仕様の粗漏
  • 仕様変更や仕様追加
  • 試験漏れ
  • 不具合
その他全般では・・・
  • 要件や設計、作業などで曖昧な認識のまま着手する(直ぐに成果物を作ろうとする)
  • どの工程においても、提供物(要件や設計・作業手順など)に書かれていないことや見えないことを発見できない(結果「漏れ」となる)
  • 目的を見失った作業や行動(成果物の完成や作業することが目的になってしまう)
  • 関連した作業の孤立(前後の成果物や作業について関連性や影響などを理解・意識できていない)
  • 不必要な議論や検討による時間の浪費
  • 計画性の無い作業や行動
  • 想定外の何かが発生する(リスクの検討が足りない・できていない)
  • 思いつきや勘(理由や根拠がない)
  • 他人に説明できない
  • 会議などで、的を得ていない議論が続く・議論が収束しない/発散する
  • できないことばかり並べて、対策や対応・代替え案を立案できない
  • 思い込みや誤った認識や理解
  • 連絡や報告を怠ることによる不具合
  • 他責や無責任な言動
など、プロセス品質⇒プロダクト品質に直接影響する事例は数え上げればキリがありません。

思考プロセスができれば

思考プロセスでは一般的に教育する「知識や技術・技法」を教えるのではなく、それらの技術や技法をどの様に使うのか(なぜ必要なのか)、「技術や技法」は先人が考えた「品質を保つためのノウハウの結晶」です。その本質を理解し、現状のプロダクトに上手に適応する必要があります。 技術や技法を使い設計するのではなく、理由や根拠、目的やポリシーを持ち分析・設計・実装から試験まで行い、現状にあった最善の選択をすることで、品質につなげる考え方を教えています。 ただ「論理的に考える・行動する」ではなく、論理的に考え・行動するために必要な「目的・根拠・観点・方針など」を常に意識(明確に定義)する重要性を理解し、具体的に品質に影響する意識改革を行います。 思考プロセスを受講すれば、次の日からできるようになるわけではありませんが、前述したような事象は少なくなっていく事は確かです。(過去の受講者の意見から) 思考プロセスにより、品質を確保するために具体的に何を考え分析~設計・実装する必要があるかを理解し実践できるようになるでしょう できれば、単独で「思考プロセス(導入編・実装編・設計編・分析編)」だけを教育するのではなく、全てのカリキュラムに対し「思考プロセス」の考え方で教育することで、知識や技術・技法の本質や何故必要なのか、メリット/デメリットなどを理解し、必要な時に必要なレベルで、適用ではなく適応できる人材を育成できると、理想だと考えております。 「自分の仕事に自信と誇りを持ち、ポリシーとプライドのある(品質の高い)成果物を残せる優秀な人材」が増えるように・・・
例1
思考プロセスを徹底的に教えこんだAさん(社会人2年目の新人)との会話 Aさん:「他社の中堅社員と議論していると、自社の新人と話している様に感じる・・・」 講師:「どうして?」 Aさん:「議論の論点はズレるし、要件や設計の目的や観点・方針が全く考えられていないから、議論にならない・・・」
例2
同様に設計~実装を外部に発注したBさんの話 Bさん:「思考プロセスが役に立ってます。」 講師:「どんなことが?」 Bさん:「この前、発注している協力会社との設計~実装のレビューで、設計と実装に根拠やポリシーが全く無くて酷かった・・・」
例3
同様に要件分析を任されているCさんの話 Cさん:「思考プロセスを受講する前は、自分の分析や設計に全く自信が持てなかったし、判らないことが多すぎて悩んでばかりで大変だったけど、 最近は(受講してからは)不安を感じなくなりました」 講師:「見えないことが無くなったでしょ!?」 Cさん:「はい、なんで今までできなかったのか不思議です。思考プロセスで考えればどんな工程でも効率良く最善の選択ができるんだなって、改めて感じました・・・」

品質とは<品質モデル(特性)>

品質とは何でしょう? 次に一般的な品質特性を上げます。(詳細は省きます) <品質モデル(特性)> X0129-1:2003(ISO/IEC 9126-1:2001)より抜粋
  外部品質および内部品質
主要品質特性 機能性 信頼性 使用性 効率性 保守性 移植性
副品質特性 合目的性 正確性 相互運用性 セキュリティ 成熟性 障害許容性 回復性 理解性 習得性 運用性 魅力性 時間的効率性 資源的効率性 解析性 変更性 安定性 試験性 環境適応性 設置性 共存性 置換性
要求 機能要件 非機能要件
簡単に言うと
  • お客様の要求通りで正確な結果を返す製品を作る
  • 不測の事態が発生しても障害を最小限に留め、障害発生前の状態に戻せる製品を作る
  • 機能の追加・変更に対し、誰でも簡単に実現でき、その影響範囲が最小限になる製品を作る
  • 製品の品質が高いことを証明(検証)しやすい製品を作る
  • お客様にとって解り易く簡単で、特殊な知識や技術を必要としないで使える製品を作る
です。これらの製品に関する品質のことを「プロダクト品質」と言います。

思考プロセス 入門

プロダクト(プロセス)品質の改善 と プロセスマネージメント力 を向上するための考え方と技術

近年、IT企業の現場では高機能・高性能・効率化・コストダウン・開発期間の短縮などが求められることでプロダクト品質やレビュー品質の低下、修正コストの増大、そして設計力や技術力の低下が見受けられます。 現場では次のような意見や事象に遭遇することも増えてきました。

現場からの意見(上司や先輩から、部下・後輩に対しての声)

  • 知識はあるが深さが足りない(表面的な理解に留まっている)
  • 応用力が足りない(知識・技術や経験を上手に使いこなせない)
  • 視野が狭い(知識や技術を点で捉えている/本質を理解していない)
  • 思考が浅い(表面的な解決に留まっている)
  • 自分の考えを上手に発信できない(コミュニケーションが苦手)
  • アラームを上げるのが遅い
  • 諦めが早い
  • 指示待ちや他責にする(教えてもらうことが当たり前と思っている)
  • 異なる作業や成果物で同様の失敗(原因が同じ失敗)を繰り返す
  • PDCAを回せない(フィードバックできていない)
  • 自分で成果物やプロセスの評価や判断ができない
  • 品質を上げるための具体策をうてない
  • 開発標準や規約に従っているが、品質が悪い(品質が向上しない)
  • 成長(スキルアップ)が遅い

若手社員によく見受けられること(現場で遭遇する事象)

  • 資料や設計書の読み込みが浅い (文章を読んでいるだけで把握していない)
  • 部分的に理解・認識して終わりになっている (曖昧な部分や思い込みの部分がある)
  • 要件や仕様を鵜呑みにする (矛盾や前後関係、品質のバランスを考慮していない)
  • 全てをそのまま実現しようとする  (応用や拡張性・保守性が考慮されていない)
  • 成果物が曖昧であったり、抽象的になる  (設計や仕様が不明確)
  • 成果物間に関連性や一連性がない  (担当者によって表現や粒度がバラバラ)
  • 要件や設計、作業などで曖昧な認識のまま着手する (直ぐに成果物を作ろうとする)
  • 要件や仕様を実現すれば品質の良い製品になると思っている
  • 技法や手順に則り成果物を作ることで満足する  (必要性や過不足を判断していない)
  • 技法や技術を使うことで良い設計やプログラミングができたつもりになる
  • 全体を意識していない、または長期的な運用で発生する事象を考慮していない
  • アーキテクチャや設計、ロジックやプログラミングがその場凌ぎになる
  • 懸案や問題点の分析がたりない  (全体に対する関係や影響が考慮されていない)
  • お客様やメンバー間で意識のずれが発生する
  • 用語(業務用語や一般用語)の定義がされていない、または曖昧
  • 機能や仕組みなど属人化している部分がある
  • 目的を見失った作業や行動 (成果物の完成や作業することが目的になってしまう)
  • 作業の孤立 (前後の成果物や作業の関連性や影響などを理解・意識できていない)
  • 不必要な議論や検討による時間の浪費
  • 計画性の無い作業や行動
  • ミスが多い (リスクの検討が足りない・できていない)
  • 思いつきや勘、思い込みで行動する  (理由や根拠がない、または説得力がない)
  • 他人に説明できない
  • 会議などで、的を得ていない議論が続く・議論が収束しない/発散する
  • できないことばかり並べて、対策や対応・代替え案を立案できない
  • 連絡や報告を怠ることによるトラブルや不具合
  • 他責や無責任な言動
  • 要件や仕様漏れまたは粗漏、仕様変更や仕様追加、試験漏れ
  • その他、ミスや不具合が収束しない

現場の社員はレビューや品質の重要性は十分理解していると思いますが、実際にはレビューの本質や品質を確保または改善するための具体的な対策や技術を正しく理解していない社員も多くいるのが実情ではないでしょうか。 製造現場の社員一人一人が成果物の品質を確保(または改善)するための技術や技法、またどのような考え方をすればよいのかを身につけることで改善されるはずです。 また、高品質な成果物を効率的に作成するためのプロセスをマネージメントしPDCAサイクルをしっかり回していくことでプロセス品質とプロダクト品質の改善につながりコスト(特に修正コスト)の削減につながります。 様々な制約の中で質の高い製品を作り込むために必要な考え方と技術を紹介します。 SEの方や製造工程に関わる担当者、メンバーを取りまとめるリーダやマネージャの方におすすめのセミナーです。 ※TOC思考プロセスとは異なります。 TOC思考プロセスは「人が介在する組織が抱える、複雑な問題の解決を目指した思考法」です。

既存社員向け研修 概要

思考プロセス(導入編)~論理思考とSE基本動作

講座日数 0日(新人向けには1日/中堅社員にはテキストの事前配布で対応)
講座時間 9:00~17:30(最終18:00または20:00)
対象者 新入社員、プログラマ、システムエンジニア
コース概要
  • 仕事をする上で最も必要な、論理思考と思考に沿った行動に必要な要素を学びます。
  • 熟練者が何故スマートに仕事を熟せるのか? 熟練者が身に付けている考え方やチーム活動でのポイントについて、初心者が陥りやすい失敗例からわかりやすく学びます。
  • 基本動作や確認(報告・連絡・相談)、計画に沿った行動の重要性を学びます。
到達目標
  • 論理な思考と思考に沿った行動に必要な要素を理解できる。
  • 仕事をスムーズに進めるための考え方や基本動作を理解できる。
  • 確認(報告・連絡・相談)の重要性を理解できる。
  • スケジューリングに沿った行動の重要性を理解できる。
コース詳細
  1. SEにとって重要な要素
  2. 思考プロセス
    1. 論理思考 1)目的を明確にする 2)前提条件(理由)を明確にする 3)結論を導く、観点(考え方)を明確にする 4)方針を明確にする 5)効率的な作業手順を明確にする 6)やりながら、進め方を考える 7)常にイメージを持ち、イメージのネットワークを作る 8)フィードバックを必ず行い『思考プロセス』の質を上げる
    2. 基本動作 1)マナー 2)チーム活動 3)PDCA 4)健康管理
    3. 意欲と心構え
    4. 知識と技術
※中堅社員向けコースでは、テキストの事前配布で、次コースでポイントを簡単に解説します。

思考プロセス(実装編)~拡張性と保守性のあるプログラミング(C言語版/Java版)

講座日数 2日間
講座時間 9:00~17:30(最終18:00または20:00)
対象者 新入社員、プログラマ、システムエンジニア
コース概要
  • 製造工程における品質の重要性を理解し、拡張性と保守性のある実装設計 およびプログラミングに必要な要素技術と考え方を学びます。
到達目標
  • 拡張性と保守性の重要性を理解できる。
  • 実装設計の重要性を理解できる。
  • 拡張性と保守性のある実装設計に必要な基本技術を身につけます。
  • 拡張性と保守性のあるプログラミングスタイルを身につけます。
コース詳細 <1日目> 演習課題1.悪い設計とプログラムの保守(改修)が、どれほど大変か知る バグのあるプログラムの改修(C言語版/Java版) 
  1. システム開発
    1. 論理思考
    2. 品質とは
    3. システム開発標準(工程)とは
    4. 設計(設計書)とは
  2. ロジック構築
    1. ロジックとは
    2. 演習課題の問題点(プログラムと設計書について)
    3. モジュール設計での思考プロセス
<2日目>
  1. アルゴリズム(定石や各種パターン)
  2. コーディング・スタイル
    1.  コーディング・スタイルの一例
    2. 必ず守って欲しいコーディング・スタイル
  3. プログラム構造設計
    1. プログラムとは
    2. データ構造とは
    3. データ構造からプログラム構造を作る
    4. モジュール(関数やメソッド、クラス)分割の観点
    5. プログラム設計書に書くべきこと
演習課題2.カレンダープログラムの構造設計 正しいプログラム構造を設計してみる

思考プロセス(設計編)~目的と方針のある設計

講座日数 2日間
講座時間 9:00~17:30(最終18:00または20:00)
対象者 プログラマ、システムエンジニア、プロジェクトリーダー
コース概要
  • 設計とは何か? 設計書に何をどこまで記載すべきか?
  • 設計の本質を理解し設計の品質を確保することの重要性を学びます。
  • 成果物のレビューや評価を自己で確認/判断する要素を学びます
到達目標
  • 設計書やドキュメントの重要性と本質を理解できる。
  • 設計書やドキュメントの目的や方針の重要性を理解できる。
  • 目的や方針のある設計・ドキュメントを作成できる。
  • 目的や方針から、成果物の品質を自ら確認および向上できる。
コース詳細
  1. システム開発
    1. 要件とは
    2. 設計とは
    3. 良い設計にするために
    4. 品質とは
  2. 思考プロセスの設計への適応
    1. 目的を明確にする
    2. 前提条件(背景や理由)を明確にする
    3. 方針を明確にする
    4. リスクを検討する
    5. 設計品質の評価観点を定義する
演習課題1. ①(講義)業務プロトコル設計(入門)とは ②グループ演習(簡単なプロトコル設計) ③演習の解説(設計の目的や方針を理解する) <2日目> 演習課題2. ①(講義)コンポーネント設計(入門)とは ②グループ演習(簡単なコンポーネント設計) ③演習の解説(設計の目的や方針を理解する) 演習課題3. ①(講義)システム全体の例外設計(入門)とは ②グループ演習(簡単な例外設) ③演習の解説(設計の目的や方針を理解する)

思考プロセス(分析編)~要件を分析し把握する技術

講座日数 2日間
講座時間 9:00~17:30(最終18:00または20:00)
対象者 システムエンジニア、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャ
コース概要
  • 思考プロセス(設計編)を受講済みであること
  • UML(入門レベル)の知識があること
到達目標
  • 要件とは何かを理解できる。
  • 要件分析の勘所を理解できる。
  • 要件分析技法(概念データモデリング・業務モデリング・ビジネスルールモデリング)の入門レベルを理解できる。
  • 技法の限界を知り、正しく使う技術を身につける。(技法に振り回されたり、技 法を使うことで満足しない)
  • 複数の技法から「見えないこと」を見抜く力を身につける。
コース詳細 <1日目> 
  1. 要件とは
    1.  要件の落とし穴
    2. 品質とは
    3. 上流工程で起こしやすいミス
    4. 要件定義 1)フェーズ1.要件を把握する 2)フェーズ2.見えないことを整理する 3)フェーズ3.要件を定義(確定)する
  2. 要件分析技法(入門レベル)
    1. (講義)概念データモデリングとは…個人課題1.概念データモデリング
    2. (講義)業務モデリングとは…個人課題2.業務モデリング
    3. (講義)ビジネスルールモデリングとは…個人課題3.ビジネスルールモデリング
<2日目> 演習課題1. 要件を把握する ①グループ演習(簡単なシステムの運用改善提案) 演習課題2. 各モデルから業務仕様を整理する ①個人演習 演習課題3. モデルを要件から評価する ①個人演習

プロジェクトマネージメント研修

プロダクト(プロセス)品質の改善とプロセスマネジメント力を向上させるための考え方と技術

近年、IT企業の現場では高機能・高性能・効率化・コストダウン・開発期間の短縮などが求められることでプロダクト品質やレビュー品質の低下、修正コストの増大、そして設計力や技術力の低下が見受けられます。 開発現場の社員はレビューや品質の重要性は十分理解していると思いますが、実際にはレビューの本質や品質を確保または改善するための具体的な対策や技術を正しく理解していない社員も多くいるのが実情ではないでしょうか。 製造現場の社員一人一人が成果物の品質を確保(または改善)するための技術や技法、またどのような考え方をすればよいのかを身につけることで改善されるはずです。

開発現場でこんな意見がありませんか?

  • 知識はあるが深さが足りず表面的な理解に留まる
  • 応用力が足りず知識・技術や経験を上手に活かせない
  • 視野が狭く本質を理解していない
  • 思考が浅く表面的な解決に留まる
  • 自分の考えを上手に発信できない
  • アラームを上げるのが遅い
  • 諦めが早い
  • 異なる作業や成果物で同様の失敗を繰り返す
  • 指示待ちや他責にする
  • 教えてもらうことが当たり前と思っている
  • フィードバックができていない
  • 自分で評価や判断ができない
  • 成長(スキルアップ)が遅い
  • 品質を上げるための具体策を打てない
 

思考プロセス入門セミナーについて

高品質の成果物を効率的に作成するためのプロセスをマネジメントしPDCAサイクルをしっかり回していくことで、プロセス品質とプロダクト品質の改善やコスト(特に修正コスト)の削減につながります。 セミナーでは、様々な制約の中で質の高い製品を作り込むために必要な考え方と技術を紹介します。
対象者
  • 製造工程の担当者の方
  • レビューアを始めるリーダの方
  • 設計工程のSEの方
  • プロジェクト・マネジメントの方
セミナーのねらい
  1. 品質の重要性を理解する
  2. 思考プロセスを理解し品質を作り込むポイントを理解する
  3. レビュー品質を向上し修正コストを削減する
  4. QCD のバランスよくプロセス品質を改善しプロダクト品質を向上させる
  5. PDCA を回しプロセスマネジメント力を身につける
セミナー内容
  1. 開発の現状と現場で発生する事象
  2. 品質とは
  3. 現場でトラブルが起こるのは何故か
  4. 思考プロセスとは
  5. レビューの本質
  6. プロセスをマネジメントする
  7. 中堅社員研修講座、各コースの概要
担当講師
山中 康仁 株式会社日本教育情報センター専任講師 1985年からオンラインシステム、金融・損保やFAX・光交換機などさまざまなシステム構築にかかわって参りました。 1997年から企業研修(新入社員・既存社員)を多数実施。システム開発技術者研修では、製造から設計、要件分析やプロジェクトマネジメントなどの講師を続け、現在に至っております。
セミナーお申込方法
思考プロセス入門セミナーの日程・開催場所・料金・お申込方法等は、別紙ご案内をご覧ください。
※システム開発思考プロセスは、 TOC 思考プロセスとは異なります。 TOC 思考プロセスは「人が介在する組織が抱える、複雑な問題の解決を目指した思考法」です。

講座コース

思考プロセス(実装編) 拡張性と保守性のあるプログラミング

※受講者アンケートより

受講者の声
  • 自分に不足している部分が明確になり、自分がやってきたことが正しかったのか振り返ることができた。
  • 目的意識をもって行えていないことに気付いた。品質を高める方法を分かりやすく説明して頂いた。
  • グループ演習は、他の人の考え方を知ることができ、良い点悪い点を共有できた。
  • テキストに沿うだけでなく具体例や事象を交えての説明は、興味深くわかりやすかった。
  • 教材は目的や意識についても書かれており、ポイントがまとまっていてよかった。
今後にどう活かせるか
  • 今後、実務で目的を再考してドキュメント作成を心掛けたいと思った。
  • 作業の必要性を意識する事と、プログラムの構造を考える事の重要性が分かったので実務に活かしたい。
  • プログラム構造の考え方で、処理の流れではなく構造の内部的なイメージを考えるようにしたい。
  • 設計技法の煩雑さに気付いたので、「思考プロセス」について業務に活かしたい。

 

 

思考プロセス(設計編) 目的と方針のある設計

※受講者アンケートより

受講者の声
  • 今までプログラムばかり考えていて、目的や方針を考えていなかったことに気付いた。
  • プロジェクト全体がぶれないよう、方針がいかに大切かを知ることができとても満足した研修だった。
  • 演習をしながら教えていただいたので、理解しやすかった。質問した不明点を分かりやすく説明して頂いた。
  • 自分で考える場があり、それをグループで意見交換ができてよかった。他の人の意見を聞けて勉強になった。
  • 遠くからプロジェクトメンバを置いてまで受けにきてよかった。現場に戻っても、思い出しながらフィードバックしていこうと思う。
今後にどう活かせるか
  • 設計について、コンポーネント設計が今の実務の参考になった。
  • 普段実務の中で考えてこなかったため、設計の考え方を深く学べたので活かせる。
  • 状況により考える事が異なるが、一度思考プロセスが身につくと、作業の品質が高まると思う。
  • 今後は目的・ポリシーを少しでも考えながら作業に活かしていきたい。

 

 

思考プロセス(分析編) 要件を分析し把握する技術

※受講者アンケートより

受講者の声
  • 要件定義以外でもなぜそうなっているのかを考え、目的がすれ違わないようにしなければならないと思った。
  • 演習時間が多かったので、実際に行うことで理解しやすかった。演習→解説の流れが分かりやすくてよかった。
  • 様々な技法を分かりやすく説明して頂いた。今の作業に役立つ話が多かった。
  • 時間がなくできなかった演習があったので、分析編の2回目があると良いと思った。
  • 上流工程での作業をシリーズ化した詳細な研修プログラムがあれば参加したい。実作業でも使えると感じた。
今後にどう活かせるか
  • ER図や業務フローなどを作成する際、目的を明確にしているかで出来が変わる事が分かったので、今後に活かしたい。
  • 3フェーズに分けて要件定義を進めていくことでミスや矛盾をなくしていくことが重要と分かった。
  • 思考プロセスの技法を取り入れる事で、品質の高い上流工程となるよう心掛ける。
  • 日々の業務の中での考え方は要件定義・分析だけではなく、設計などに有効活用できればよい。

 

 

既存社員向け研修 概要

ソフトウェア開発のレビューとテスト技術

講座日数 2日
講座時間 9:00~17:30(最終18:00)
対象者 新入社員、プログラマ、システムエンジニア
コース概要
  • レビューとテストの違い、プロダクト品質を確保するために必要な要素を学びます。
  • レビューの重要性とレビューの目的や本質を学びます。
  • 試験工程の違い、テスト設計の重要性と観点の重要性を学びます。
到達目標
  • レビューの本質(設計書の品質を確保する)を理解する。
  • レビューのポイント(何をレビューすべきか)を理解する。
  • テストの違い(システムテスト・結合テスト・単体テスト)と目的を理解する。
  • 単体テスト(プログラムテスト)を例にテスト設計の基本を理解する。
  • テスト項目の抽出観点を理解する。
コース詳細 <1日目> 1. ソフトウェア開発 ○品質について ○工程と品質特性の関係 ○工程とテスト(試験)の関係 2. レビュー技術 ○レビューの必要性 ○レビューとテストの違い ○レビューの本質 ○レ ビューの種類 ○レビューの観点 ○レビューのポイント ○レビュー報告書 3. テスト技術 ○テストの目的と必要性 ○工程とテストの関係(V字モデル・W字モデル) ○テストの種類 ○テストの観点 ○テストの手法(ブラックボックステスト、ホワイトボックステスト) ○テスト技法(網羅性、同値分割、限界値/境界値分析、状態遷移、デシジョン・テーブル) <2日目> ○テスト設計 ○テストの実施(エビデンス、スタブとドライバ、障害処理票) 4. 品質管理 4.1 品質管理項目 4.2 品質評価 4.3 品質分析 演習課題 単体テスト(プログラムテスト)設計 簡単なプログラムの設計書を元に、単体テスト(プログラムテスト)設計をする。

データモデリング(データベース概念設計)

講座日数 2日
講座時間 9:00~17:30(最終18:00)
対象者 データベースシステムの責任者、提案者、データベースシステム全体の業務要件分析を行う設計者、データベース設計を行う担当者
コース概要 システム構築を行う上で、頭の中にあるイメージを、いかに整った形にしていくかという要件定義のうちから、肝心なデータを扱う部分である、データベースの概念設計を学習します。データベース設計図といえるE-Rモデルの書き方の基礎を確認したうえで、培われたパターンを理解していくことで、複雑な概念を短時間で見つけていくためのテクニックを身につけていただきます。また最終日には、学習した内容を基に、グループ討議による本格的な概念設計を体験していただきます。
到達目標 当コースの受講後は、次の事項ができるようになることを目標にしています。  
  • 概念設計の必要性
  • E-Rモデルの記述による要件定義の手法
  • 既存データモデルからの正規化
  • 性能向上を考慮した設計の見直し
コース詳細 <1日目> 1. データベース設計の重要性 (1)データ中心のアプローチとは (2)データベース設計の重要性 (3)データベース設計の位置づけ 2. トップダウンアプローチ (1)概念設計の目的とゴール (2)E-R図の構成要素 (3)エンティティの抽出(4)エンティティの構築と定義方法 (5)リレーションシップの定義方法 (6)パターンで覚えるリレーションシップ (7)属性について(8)識別子の見分け方 ◆用件を把握したE-R図を記述する 3. 変化に対応するためのモデリング (1)時間で変化するモデリング (2)価格に関するモデリング (3)シャドウ・エンティティを使ったモデリング 4. トップダウンアプローチ ~パターンで当てはめるモデリング~ (1)特殊なパターンのモデリング (2)包括的なモデリング   <2日目> 5.ボトムアップアプローチ~正規化~ (1)正規化とは (2)未正規形 (3)第一正規化 (4)第二正規化 (5)第三正規化 ◆入力画面からの正規化を行う 6.論理設計概要 (1)論理設計の流れ (2)最適化の手法 ◆ワークショップ課題に対して、各自データモデリングを行います。それを、数人のグループでレビューしてもらい、自分のモデルにかけていた点および優れていた点を認識します。さらに、グループごとに最善と考えるモデルを完成させます。

プロジェクト管理(入門編)

講座日数 2日
講座時間 9:00~17:30(最終18:00)
対象者 プロジェクトリーダ、プロジェクトリーダ候補生、プロジェクトメンバ
コース概要
  • プロジェクト管理の定義を学びQCDと顧客満足のバランスによりプロジェクトの成功と失敗を学びます。
  • プロジェクトマネジメントの世界標準であるPMBOKガイド第4版に沿って、プロジェクトマネジメントの基本を学びます。
  • プロジェクトメンバとしての基本的な心得を学びます。
到達目標
  • プロジェクトの定義とプロジェクトの成功と失敗を身に付ける事ができる。 プロジェクトマネジメントの標準的な考え方を理解できる。
  • プロジェクトメンバとしての役割とコミュニケーションの重要性を理解できる。
コース詳細 <1日目>  
  1. プロジェクトとは何か プロジェクトの定義の前にそもそも“業務”とは? 1. プロジェクトの定義(プロジェクトの特性) 個人課題1. プロジェクトの成功の定義は 2. プロジェクトの成功と失敗 プロジェクトの成功:QCDと顧客満足のバランス 個人課題2. 研修の目標をSMART基準でたてる 3. プロジェクト管理の進め方 (1)プロジェクト計画の策定 (2)納期・コスト管理の進め方 (3)品質管理の進め方 演習課題1. プロジェクトの経験で失敗したこと 演習課題2. 個人対応(会議室の椅子をすべて片付ける) <2日目>
  2. Ⅱ.プロジェクトマネジメントの基本 1. プロジェクトマネジメントとは (1)プロジェクトマネジメントの定義 (2)プロジェクトマネジメントとは プロジェクトマネジメントの必要性 プロジェクト・ライフサイクルの流れ 2. PMBOKの解説 3. P2Mの解説 演習課題3. 個人対応・グループ内発表 演習課題4. 個人対応
  3. Ⅲ.プロジェクトメンバとしての基本的な心得 1. リーダとメンバの役割の違い プロジェクトリーダの役割(1)(2) プロジェクトメンバの役割(1)(2)(3) 2. コミュニケーションの重要性 演習課題5. グループ演習(グループ対応・発表)

コミュニケーション&ネゴシエーション

講座日数 2日
講座時間 9:00~17:30(最終18:00)
対象者
  • 開発技術者・営業(セールスエンジニア)として、社外問わず、目的の違う同士が話し合いを行う機会のある方
  • 交渉の基本技術を身に付け、目的の違う同士が話し合いを行う機会のある方
コース概要
  • セールスエンジニアが交渉を進めるにあたり、商談をスムーズに展開する上で顧客とのコミュニケーション力が必要不可欠です。本講座では、交渉の本来あるべき姿を理解し、目的の異なる相手との交渉を進めるために、相手との距離感、交渉相手との心理戦、シナリオ作成など、演習を中心に基本的な交渉術を習得します。
到達目標
  • 交渉の基本と流れを理解する。
  • 交渉場面において相手との信頼関係を維持しながら交渉をスムーズに進める。
  • 交渉の基本知識を身に付けるとともに実際の交渉場面で活用できる。
  • 交渉時の心理を読み解き、交渉を有利に展開する。
コース詳細 <1日目>  
  1. コミュニケーションと人間関係構築 1. 自己紹介と他己紹介(演習) 2. PREP法で効果的に伝える 3. コミュニケーションと交渉のステップ -人間関係づくりは交渉の前提条件
  2. 顧客心理の基本 1. 脳レベルの顧客心理-顧客心理学をもとにした検討 2. 偏桃体は「気分」を司る 3. 会えば会うほど好きになる(ザイアンスの法則) 4. パーソナルスペース
  3. 交渉におけるコミュニケーションの基本 1. 初対面の対応 2. 「話す」と「聴く」 3. 分かりやすく話すコツ 4. ペーシング・ミラーリングによるコミュニ ケーション -コミュニケーション演習(2人1組) 5. バックトラッキングの3つの方法 6. コミュニケーションでは相手のココを見よ! -個人特性、意思決定能力、対人関係能力、業務遂行能力 7. コーチングを利用した相手との接し方
<2日目>
  1. 交渉で勝てるヒアリングの基本 1. 3つの基本スキル(質問、相づち、介入) 2. 4つの質問スキルの基本 3. 相づちの基本 4. 介入のタイミングと方法 -個人作業でヒアリング項目の検討- グループ討議 -ロールプレイング
  2. ネゴシエーションの基本スキル 1. 交渉における諸条件 2. BATNAとZOPA 3. 5つの交渉アプローチ
  3. 交渉ロールプレイング -個人で交渉ストーリーを作成 -グループでまとめる -ロールプレイで練習 -VTR撮影(グループの代表者) -VTR再生&フィードバック
  4. 攻めの交渉スキル 1. 合意点積み上げ法 2. フォーカス誘導法 3. ブラフ提案法 4. if提案法 等

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